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ネジコンプラグインを作ってみる

軍神さんの Harakiri Pad Plugin ( http://www.geocities.co.jp/Playtown-Rook/2087/ ) の PSXLPT モードで既にネジコンが利用可能ですが、 その他の入力デバイス、例えばキーボードや PC 用レーシングコントローラ等をネジコンとして扱えるものは見当たらなかったので linuzappz さんの padXwin 1.6 をもとに作ってみました。

ご利用条件

padGnneco は PS エミュレータ用の pad プラグインです。 padGnneco は linuzappz さん作 padXwin v1.6 の派生物です。

(c) 2002 linuzappz 2003 yokota

このプログラムは自由なソフトです。あなたはこれを、 自由なソフト財団によって発行された GNU 一般公衆利用許諾契約書 (バージョン2か、希望によってはそれ以降のバージョンのうちどれか) の定める条件の下で再頒布または改変することができます。

このプログラムは有用であることを願って頒布されますが、 *全くの無保証* です。商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、 言外に示されたものも含め全く存在しません。 詳しくは GNU 一般公衆利用許諾契約書をご覧ください。

あなたはこのプログラムと共に、 GNU 一般公衆利用許諾契約書の複製物を一部受け取ったはずです。 もし受け取っていなければ、自由なソフト財団まで請求してください (宛先は the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA)。 gpl_ja.txt gpl.txt

お知らせ

padGnneco 0.02 以前をお使いの方は、 お手数ですが 0.03 以降のバージョンにアップグレードしていただけますようお願いします。 0.02 以前のバージョンでは、将来の PCSX またはその他の PS エミュレータとの組み合わせで 問題が発生する可能性があります。 なお、padGnneco 0.03 以降と PCSX 1.5 との組み合わせには問題はありません。

padGnneco 0.02 以前では、PadDataS 構造体の誤ったメンバ (rightJoyX, rightJoyY, leftJoyX, leftJoyY) を用いてアナログ軸のデータを読み出しておりましたが、 0.03 以降では正しいメンバ (negConWheel, negConB1, negConB2, negConB3) もしくは追加された PADstartPoll/PADpoll 関数を用いるように変更しました。 PCSX 1.5 以前との組み合わせでは、自動的に PADstartPoll/PADpoll 関数が用いられることになります。

お手数ですが、どうぞよろしくお願いします。

準備するもの

開発環境の構築

pcsx.htm の手順を行ったあと、dx70_mgw.zip を解凍し、include と lib の内容をそれぞれ MinGW\include と MinGW\lib に上書きコピーしてください。

コンパイル

  1. PCSX は pcsx.htm の要領でパッチをあててコンパイルしてください。
  2. プラグイン本体を以下のコマンドでコンパイルしてください。
    set PATH=%PATH%;c:\mingw\bin
    set INCLUDE=c:\mingw\include
    make
    
  3. 生成された pcsx.exe および padGnneco.dll を適切なフォルダに入れ、実行してください。

設定方法

初期設定では 1P が DPP (PSX 6 axis) 上のネジコン、2P がキーボードに設定されていますが、環境や好みにあわせて設定してください。

  1. まず、設定したいボタンに対応するダイアログ上のボタンを押してください。
  2. ボタンが消えたら、 対応する入力デバイスを、ダイアログ上のボタンに表示が現れるまで押し続けてください。通常は約 1 秒で現れます。
  3. 検出の結果、複数の設定候補がある場合、新たなダイアログボックスが現れますので選択してください。
  4. このくりかえしで、最後まで設定してください。「OK」で設定がファイルに保存され、以後有効になります。
  5. なお、中立値が怪しい場合、「Neutral」ボタンを押すことで再設定できます。 また、必要に応じて、ジョイスティック軸検出のしきい値をコンボボックスで設定してください。
  6. 「autofire config」ボタンで連射設定のダイアログが開きます。連射したいボタンにチェックして設定してください。 コンボボックスの値が連射速度です。「1」が最速で、値が大きくなるにつれて連射速度が下がります。また、「0」の場合は連射を行いません。
  7. 「reload config from」内のボタンを押すと、設定をそれぞれの保存先から再読込します。
  8. 設定をレジストリに保存する場合は「save config to - ini file」のチェックを外してください。
  9. 中央上部のチェックボックスで、パッドの種類を指定します。 複数チェックした場合には、その右のボタンも設定してください。 エミュレーション中にパッドの種類をきりかえられます。
標準では ini ファイルに設定が保存されます。 うまくスクリプトを組めば、ゲームごとに設定をきりかえて遊べるかもしれません。

ini ファイルについて

PCSX の場合、pcsx.exe と同じフォルダに作成されます。通常、直接ファイルを編集する必要はありません。 各ボタンについて以下の設定項目があります。

謝辞

バグレポートならびにlinux 用姉妹プラグイン padNeGcon を開発してくださった Gismo さん、 バグレポートと解説図をくださった takwu さん. バグレポートと設定ダイアログのアドバイスをくださった Gyruss さん、 猫の写真を撮影してくださった K さん、 連射機能のリクエストをくださった Edo さんに感謝いたします。

参考資料

更新履歴

0.06

0.05

0.04

0.03

0.02

0.01


http://members.at.infoseek.co.jp/shirouto_yokota/ shirouto_yokota-lj@infoseek.jp